セーヌ川散歩
今、パリにいるんだなぁ〜と実感するのは、どんな時だろうか。
人によって違うだろうが、私の場合は、セーヌ川を見た時。市内を移動していれば、自然と目に入る機会が多いのだが、天気の良い日などは、意識的にセーヌ川を通過できるようなルートを選択していた。
セーヌ川の両岸には、パリの見どころである建造物がたくさんあるが、セーヌ河岸そのもの(シェリー橋からイエナ橋の区間)もユネスコ世界遺産に登録されている。
両岸に集中する歴史的建造物を一気に見ることができる「クルージング」に参加するのもおすすめなのだが、のんびり楽しむつもりで岸を歩くのも、個人的にとてもおすすめ!
*関連する記事:パリの見どころ「セーヌ川クルージング」
セーヌ川のほとりで寛ぐ人
ある9月の日曜日の午後。
川の両岸は、おしゃべりしながら歩いている人、ただ座ってぼーっとしている人、何か食べている人、などで賑わっている。
橋を渡って、向こう側へ渡ってみる。
この日は日曜日。橋の上では、芸をする人。
それを見ている親子連れ。

京都の
知人から「鴨川・等間隔の法則」という話を聞いたことがある。
カップルが等間隔で場所をとるのは、セーヌ川でも同じらしい。
古本市(ブキニストBouquinistes)
セーヌ川に浮かぶシテ島をはさんだ両岸には、古本市(ブキニスト)が出ている。
昔からあるパリ名物のひとつ。
遡れば16世紀後半、パリで最も古い橋「ポン・ヌフ」の両側で露天商が古本を売ったのが始まり。
上の屋根になっている部分は開閉式。
当然ながら、フランス語の書物が多い。
よく分からないながらも、丹念に見ていると、中には知っていタイトルの小説が混じっていることも。
形態としてはブキニストと似ているのだが、売っている商品はお土産ものというお店も多数。
エッフェル塔の置物やパリの風景を書いた絵、ステッカーなど。
*関連する記事:川の流れを見つめて考えたアポリネールと鴨長明と秋元康(パリひとり旅日記)
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12月31日・1月1日も実施されるJTB現地オプショナルツアー(12月24日現在 申込み可能なもの)
(1/1は修道院閉館のため、代わりにオンフルールでの滞在時間延長および城壁の案内。)
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