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「カルーゼル・デュ・ルーヴル」に行ってみよう

ルーヴル美術館と地下でつながったショッピング街が「カルーゼル・デュ・ルーヴル/Carrousel du Louvre」です。ルーヴル美術館とは独立した別の施設なので、美術館に入場しなくても利用できます。

おみやげ探しにも重宝するし、フードコードがあるので腹ごしらえもできます。イル・ド・フランス観光案内所や、両替所、郵便局、ATM、きれいなお手洗い(有料)もあります。

日曜日も開いているし、メトロ改札からは、地上に出ることなくアクセスできるので、雨の日も安心・便利、暑さ寒さも凌げる...と、良いことづくめの カルーゼル・デュ・ルーヴルです!

  * * * * *

サイト:https://www.carrouseldulouvre.com フランス語です
最寄り駅 メトロ1、7号線 Palais Royal - Musée du Louvre
休み   年中無休
営業時間 10:00〜20:00( 店舗によって、また曜日によって多少違いあり)   



カルーゼル・デュ・ルーヴル入口リヴォリ通り99番の入口から入って、エスカレーターをおります。地下街ですが、中で2階に分かれていて、上の部分がフードコート、下まで行くととルーヴル入口につながる通路(両脇はお店)です。

 

写真奥が「restaurands du monde」フードコートの入口。左は、ルーヴル美術館のチケット券売機です。ここでもチケットが買えます。

(参考記事 リヴォリ通り99番入口について


  
カルーゼル・デュ・ルーヴル下の階を見下ろした図。
この時は、年末なので、豪華シャンデリアが下がっています。

奥に逆さピラミッドがあって、その左横にあるルーヴルの入口へとつながっています。両サイドには、お店が並んでいます。

行列は、ルーヴル入場待ちの人々。年末のせいか激混みですが、ここまで長い列になることは普段は少ないと思います。



カルーゼル・デュ・ルーヴルのフードコート

パリではルーヴル巡りに一日を費やす、という方も多いと思います。
となると、どこか美術館周辺でお昼ごはんを食べなくてはなりません。
ルーヴル美術館の各展示室内にも幾つかカフェがありますし、カフェとは別にサンドイッチやドーナツなどを買って、ベンチで食べるスペースもあります。

それらもいいのですが、私がおすすめしたいのは、カルーゼル・デュ・ルーヴルのフードコードです。
イタリアン、アジアン、マクドナルドなど、現在は9店舗が入っています(2018年5月現在)。
*カルーゼル・デュ・ルーヴルHPのレストランのページ → http://www.restaurantsdumonde.fr./

 

価格は、セットメニューで15〜19ユーロ前後のお店が多いです。お店によって、セットに飲み物がついていたり、いなかったりですが、仮にソフトドリンクを別注文したとしても、一人25〜30ユーロくらいあれば、充分だと思います。

セルフ方式で、各店で買ったものを好きな席に持って来て食べ、食事が済んだらトレーを返却する形式で、雰囲気としては、日本の商業施設などにあるフードコードとよく似ています。


お味は?と言うと、お店によってそれぞれだし、好みもあるので一言で評価するのは難しいです。


旅行中に取れる食事の回数は限られています。
どこで何を食べるかは、人によっては重要な問題です。 「せっかくパリに居るのだから、高級感があっておしゃれなレストランで食事がしたい」という人は、外へ出た方がいいです。

ここは、人が多くザワザワとしていて、落ちついた雰囲気とは言い難いし、食器はプラスチック製や紙製が中心です。セルフ方式なのだから、それは当然とも言えます。
しかしその気軽な雰囲気こそが、このカルーゼルデュ・ルーヴルの良いところだと思います。

ここにいるお客さんは基本的に観光客なので、どのお店のスタッフも観光客慣れした様子。こちらも緊張しないでいられます。また、対面のカウンターで目の前にお料理が並んでいるタイプのお店が多いので、言葉が不自由だとしても、指差し注文で乗り越えられるでしょう。


一人旅の人や、パリが初めての人などには特に、利用しやすい場所だと思います。
あるいは、とにかく手軽に食事を済ませたい!という人にもおすすめです。



一般的に無難なのは、イタリアンやアジアンなど、ある程度味の想像がつくもの。逆にリスクが高いのは、レバノン料理、アフリカ料理など、日本人にとってあまり馴染みがないもの。その料理自体は美味しく出来ているのかもしれないけれど、慣れていないせいで食べにくい、という結果になりがちです。もちろん、「初めて食べてみたらスゴく美味しかった!」ということもありますので、あえてチャレンジしてみるのもひとつの楽しみ方ですね。




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ルーヴル美術館内からカルーゼル・デュ・ルーヴルのフードコードへ向かう場合

ナポレオンホールから、逆さピラミッド方向へ出てください。

 

ナポレオンホールを背にして逆さピラミッドの右手の方に進むとエスカレーターがあるので、そこを上がればフードコートです。

エスカレーター フードコート入口
エスカレーターを上がります。 上がったところはこんな感じ。降りる時もここから。



美術館の外に出ても、当日は再入場が可能です。
食事を終えてナポレオンホールへ戻ってきたら、各展示室入口でチケットを見せれば入場できます。



カルーゼル・デュ・ルーヴル で食べたもの レポート

ラザニア「TAZIO」 (イタリアン)

パスタとデザートと飲み物のセット、14.9ユーロ。ラザニア(ボロネーズ)とシトロンのタルトとネステアのピーチ(アイスティ)を選択。
見た目、ファーストフードっぽいけど、ラザニアもタルトも本格派でした。特にタルトは上に乗っているメレンゲとレモンクリームとの相性が抜群!
他には、ピザも美味しそうでした。
フードコードこの時は平日の夕方5時ころ。
ざわざわとしていますが、比較的すいていて、空席も目立ちます。



キッシュロレーヌとサラダのセット「Beaudvin」 (カジュアルフレンチ)

キッシュとサラダとドリンクのセット、10.9ユーロ。
キッシュもフランスでは定番の軽食です。ふんわり軽いのですが、一切れが大きいので、お腹いっぱいになります。足りないかな、と思う人は、レジのところで小さめのハードパンをバラ売りしているので、追加するといいかも。
キッシュロレーヌとサラダのセットちなみに、この時は午前11時半ころ。
まだガラガラです。
キッシュロレーヌとサラダのセットしかし、食べ終わって出る頃(12時すぎ)には、ほぼ満席に。



コーヒーショップのショーケース「 Segafredo Zanetti」 (コーヒーショップ)

コーヒーとパンやケーキ。
本格的な食事以外にも利用できるお店があって助かります。

しかし本格的な食事のあとで、これらの大きなケーキをデザートにしている人々も大勢いらっしゃいます。
パンオショコラとカフェオレパン・オ・ショコラとカフェオレ、3.03ユーロ。
さすがフードコート、安っ。

このパン・オ・ショコラ、もちもちしていて美味しかった!
満足したおやつ休憩。

 

ここからは、実際に食べていないので、お店の様子だけレポート。

カルーゼル・デュ・ルーヴルのフードコート「SOI」
アジア料理のお店。春巻き、野菜炒めなどの中華総菜と、焼き鳥、寿司、刺身などの和食が中心。
メニューには日本女性の名前がついていました。
「Naoko」とか「Keiko」とか。



カルーゼル・デュ・ルーヴルのフードコート「Meltem」地中海料理。

ギリシャとかトルコの料理。あまり良く知らないため、並んでいるお惣菜を見ても、ほとんど味が想像できない。でも、美味しそうだと思いました。
チャレンジしたかったのですが、機会がなく終わってしまいました。次回のお楽しみ。


カルーゼル・デュ・ルーヴルのフードコート「Salam」モロッコ料理。

モロッコ料理といえば、有名なのはクスクス。他に豆をふんだんに使った料理とか、ドライフルーツの入ったスイーツ、とか。お店の壁紙の模様が、いかにもモロッコ料理屋さんの雰囲気。
日本ではあまり馴染みがないですが、フランス人は本当にモロッコ料理が好きみたいで、こういうフードコード系のところには必ずお店があります。



 おまけ

フードコートのごみ箱食べ終わったらトレーは戻します。
ゴミは分別して捨てます。
日本でのルールとほぼ一緒なので、大丈夫。


カルーゼル・デュ・ルーヴルのショップ

カルーゼル・デュ・ルーヴル内のショップ一覧表 ルーヴルの入口につながっている階には、多数のお店が入っています。
おみやげ探しにもおすすめです。

お店は時々入れ替わるので、テナントに入っているお店の最新情報は公式サイトでチェックしてください。https://www.carrouseldulouvre.com 



フードコート各店の営業時間やメニューなどはこちら
やじるしhttp://www.restaurantsdumonde.fr./



その他、カルーゼル・デュ・ルーヴル内の写真をいくつか。

 

カルーゼル・デュルーヴル内逆さピラミッド前のアップルストア。
いつも混雑。

カルーゼル・デュ_ルーヴル内のトイレカルーゼル・デュ・ルーヴル内の公衆トイレ入口。
リヴォリ通り入口のエスカレーター下あたりです。

このトイレは有料なのですが、とてもステキなトイレで、入ってびっくりでした。

カルーゼル・デュ_ルーヴル内のATM公衆トイレの近くにATMもあります。

路上のATMを使うよりは、こわくないです。
現地で使えるキャッシュカードを持って行く方、ここはおすすめです。

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現金(ユーロ)の用意






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