パリ旅行 トップ > ルーヴル美術館のまわり方 トップ > モナリザ

  スポンサード リンク


レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナリザ」La Joconde



「フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リーザ・ゲラルディーニの肖像 」 ( Portrait de Lisa Gherardini, épouse de Francesco del Giocondo) レオナルド・ダ・ヴィンチ/Leonardo da Vinci 作  1503年〜頃 <ドゥノン翼・2階>


モナリザ世界で最も有名な肖像画です。

モデルについては数々の説がありましたが、現在はフィレンツェの富豪(織物商)の妻ということで、一応決着しています。


しかし、今も多くの謎が残ったままの作品です。描かれた時期とモデルの年齢が一致しないのでは? 注文主の手に渡らなかったのはなぜ? 背景に自然の風景が描かれているのはなぜ? などなど。

そもそも、モデルが誰がはっきりしなかったという時点で、「肖像画」としての概念から外れています。ある人物の姿を残すために描くのが「肖像画」だからです。レオナルドが残した他の肖像画には、人物を暗示させるような事物が作品の中にあしらわれ、誰を描いたものかが分かるようになっています。「モナリザ」だけが、あえて誰を描いたか 分からなくしているような気配があるのです。




スフマート」と「空気遠近法」


「モナリザ」の特徴のひとつは、レオナルドの卓越した技術にあります。絵の中に、筆の跡や輪郭はありません。レオナルドは、指の腹を使って描いていたとされています。この技法は「スフマート」と呼ばれるもので、繊細な質感や立体感を出しています。

もうひとつ、背景の表現に使われている「空気遠近法」も重要視されます。「空気遠近法」とは、遠くのものは近くのものよりぼやけて見えることを利用した技法です。



ルーヴルに行っても「モナリザ」には近づけないため、「スフマート」も「空気遠近法」も、本物を目の前にしても、「なんとなくそんな気がする」程度しか感じられないと思います。

グランドギャラリーグランドギャラリーしかし、ルーヴルには他にもレオナルドの作品があります。モナリザの正面にある「カナの婚礼」という大きな絵のある方の出口から出て「グランドギャラリー」に行ってください。そこには、「岩窟の聖母」や「聖母子と聖アンナ」や「洗礼者聖ヨハネ」が並んでいます。

これらも国宝級の作品なのですが、モナリザと違って間近に寄って鑑賞することができます。観光客も少なめ。ぜひ、モナリザのあとで、こちらもじっくり見て来て下さい。

パリのあとに、ロンドンへ行って「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」を観に行く人は、特に「岩窟の聖母」をしっかりチェックしないと!ですね。(ロンドンにバージョン違いがあります)







モナリザのフランス語タイトルは「La Joconde」

モナリザ展示室ルーヴル美術館に行ったら、多くの人が まずは とりあえず目指すのが「モナリザ」です。世界中の人が目当てに訪れる作品なので、館内のあちこちでモナリザの展示室の方向を示す案内を見かけます。


作品の名称は、日本では「モナリザ」ですが、フランス語では「La Joconde/ラ ジョコンド」です。

モナリザの展示室は、大勢の人が集まれるような広いスペースがとってあります。しかしそれでも、幾重にも人の波が出来ていて、なかなか近づけません。


写真撮影については、モナリザに限らず、ルールが時々変化していますので、実際に訪問した時の指示に従ってください。

(だいぶ前のことですが、2005年夏に訪問した時は、フラッシュなしなら撮影OKでした。その後2007年に行った時は、撮影自体が「禁止」になっていました。2008年秋に訪問した際には、再び、フラッシュなしなら撮影OKでした。一度は撮影を全面禁止にしたものの、現場での混乱が大きく、再び許可したという経緯のようです。)



「ルーヴルでモナリザ見てきたよ!」という記念にはなったと思いますが、作品そのものをキレイに撮るのは、私にとって至難の技でした。人がまわりに大勢いるし、厚いガラスケースに入っているし、近くまで寄れないし……。


人をかき分けて最前列まで進み、デジカメのズームを使ったり、明るさを調節したり、どうしたらまともに撮れるかと試行錯誤している時、ふと我に返りました。すっかり、写真を撮る事だけが目的となっている自分に気が付きました。頑張っても難しい撮影は記念程度にとどめて、実際に自分の目で見て楽しむことに集中した方がいいな、と思いました。


まわりにいる人たちも皆、デジカメや携帯電話をモナリザに向けて一心不乱にシャッターを切っていて、自分もその中の一人でありながら、笑ってしまいました。


モナリザ2撮影OKだった時には、たくさん写真を撮りました。

繰り返し「小さい作品だ」と聞いていたせいか、想像していたよりは大きいと感じました。立体感が際立っていて、とても存在感があります。体の丸みに触れられそうな感じ。

まるで、生きてる人が額の中にいるみたいだと思いました。 世界的に有名な作品ですから、色々な人が色々な感想を述べていますが、とにかく、自分の目で実際に見てみることをおすすめします。 どんなことを感じるか、楽しみですね。

モナリザ4 場所と設定を変えて撮影。たくさん撮ったのに満足に撮れてる写真がない.....。

キレイなポストカードが ショップ売られているので、写真撮影よりも、その場でしっかり鑑賞するほうが大事だと思います。

モナリザは、懸命に撮影している我々を見て、面白がっているかのような微笑みを浮かべていました。

モナリザ3 「モナリザ」を見に集まる人たち。 このくらいなら、まだ空いてる方だと思います。

中央の壁に埋め込まれるような形でガラスケースに入った「モナリザ」が展示してあります。

モナリザ周辺は、人が多く、しかもみんな夢中になっている場所なので、スリの格好の仕事場になっているそうです。 見学の際は充分気を付けて!

▲絵のはなし トップへ戻る  / ▲ルーヴル美術館おすすめ作品 トップに戻る




子ども向けセミナー「モナリザのひみつ」

モナリザセミナー子どもたちに向けた西洋美術史講座です。 世界一の有名作品「モナリザ」を例に、絵画の世界の面白さをお話しします。

これから成長していく子どもたちに、「絵画の見方」という表面的な知識だけでなく、多くのインスピレーションを 受け取ってもらえるような機会にしたいと思っています。

今回テーマにする「モナリザ」は、西洋美術史上、頂点に君臨する絵画でありながら、「良さが分かりにくい」という声を、実際によく耳にします。子どもたちはもちろん、保護者の皆さまにも楽しんでいただける講座です。

★5月20日(日)午後:約50分間  ★会場:渋谷ヒカリエ カンファレンス(渋谷駅直結)  ★受講料:子ども500円 大人1,000円  ★事前のお申し込みが必要です 対象目安10〜12才 ★お子様だけでのお申し込みはできません

詳細はこちらのご案内ページからご確認ください




西洋美術史オンライン講座:絵画巡礼 
kaigajunrei「オンライン講座:絵画巡礼」は、 都内会場で行った西洋美術史講座(パーフェクトプログラム)を 全編録画し、ネット配信用に制作したWEB講座です。

セミナーは月1本(全6回と、特典の1本:計7本)、 絵画のメルマガを平日毎朝7時に配信します。

▶︎『絵 画 巡 礼』くわしくはココから




参加受付中の西洋美術史セミナー(2018.06.03 SUN) 

bannar次回:6月3日の西洋美術史パーフェクトプログラムのテーマは、「絵画の謎を解くアトリビュート」です。

「アトリビュート」とは、西洋の絵画における決まりごと(ルール)のひとつ。絵画に描かれている人物を特定するアイテムのことです。

この回では、まず、ギリシア神話の神々や英雄、キリスト教絵画の聖人や天使などを区別するために描かれる「アトリビュート」からスタート。さらに、西洋美術に特有の、見えないものを可視化するための手法も扱います。


受講済みの方にアンケートをお願いすると、全10回シリーズの西洋美術史セミナーの中で「最も印象に残った回」としてよく挙げていただく回でもあります。 絵の中に配された意味を知ることは、おそらくあなたにとっても興味深く、探究心を刺激される体験になるでしょう。

 

★6月3日(日)午後 都内会場にて
このご案内にピン!ときた方は、詳細ページをご覧ください。 >2018年 6月3日 パーフェクトプログラム

どなたでもお申込みいただけます。

>このシリーズの前回(4月8日の回)に参加された方の感想(アメブロ記事)




無料メルマガ購読のご案内

profこのページを見てくださっているあなたに、 メルマガ(Merci-Paris.net 秘密のパリ・メルマガ)の購読をおすすめします。 メルシーパリ.ネットのサイト運営者が発行しているものです。(5日に1回のペースで配信/全18回/ご旅行の3ヶ月前から読み始めるとちょうど良いです。)

「秘密のパリ・メルマガ」では、より実践的な情報活用法や、 自分らしい旅の作り方、不安の解消など、ガイドブックや他の旅行サイトには書かれていないような 内容についてお伝えします。 あなたの旅に、新しい視点をプラスします。 購読は無料、解除も自由です。


メルマガ登録フォーム

【Merci-Paris.net】秘密のパリ・メルマガ ご登録フォーム(読者の声、本文の一部をサンプル公開中)


フリーメールをご利用の場合は、迷惑メールフォルダに入ることがありますので、 ご登録後は、そちらもご確認ください。

★ メルマガ第5回までのタイトル  第1回:ルーヴル美術館には行った方がいいですか?/第2回:一人でパリに行くということ/第3回:スーツケースのレンタルってどうなんですか?/第4回:荷物が減らせないあなたへの究極のアドバイス/第5回:ステキな夜の過ごし方 
アメブロ(ルーヴルの魔女からの伝言)にもたくさんのコメントをいただいています。





おすすめの記事


▲このページの上部に戻る

パリ観光 メイン コンテンツ



西洋美術史講座/サービスなど


monariza

▷子ども向け西洋美術史セミナー/渋谷 5.20


▷定例セミナー(大人)どなたでも受講できます
アトリビュート



▶︎「7枚の絵画」無料7日間メール講座

▶「プシュケとアモル」運営者の著作


メルマガ
▶︎パリ旅行準備中の人のためのメルマガ


アメブロへのリンク アメブロ【西洋美術の楽しみ方】
Facebookページへのリンク メルシー Facebookページ

twitterへのリンク メルシー Twitterアカウント
Facebookページへのリンク 運営者個人の Facebook


masausa 美術サロン「マルグリット」




エクスペディアのホテル



VELTRA で行く現地ツアー

VELTRA


フランスパリ観光情報


サイト内検索


  スポンサード リンク