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グラン・トリアノン
時間に余裕があれば、宮殿(グラン・アパルトマン)だけでなく、ぜひ離宮の見学もすることをおすすめする。
宮殿から庭に出たら、宮殿の北側にある プチ・トラン(移動用の列車)の乗り場へ向かおう。 プチ・トランを使わずに、離宮地帯まで歩いて行くことも可能ではあるが、相当な距離がある。乗車賃(6.9ユーロ)を払い、順番待ちの人の列に並んで待つことになるとしても、プチ・トランを利用した方が良いと思う。
*関連する記事:プチ・トランで庭園内を移動する
★グラン・トリアノンとは?
グラン・トリアノンは、ルイ14世が愛人マントノン夫人と過ごすために作った離宮である。宮廷の公務を離れ、リラックスするための別邸であった。
革命後には、ナポレオン1世が住居として使用している。
現在の調度品や内装などは、ルイ14世時代のものではなく、ナポレオン時代のものである。
現在は、迎賓館としての役割を担っており、国賓を招いての晩餐会などが催される。
豪華な調度品を備えた部屋や、バラ色の大理石の美しい回廊、花で埋まった中庭など、規模は宮殿(グラン・アパルトマン)と比べると小さいものの、見どころはたくさんある。しかも、グラン・アパルトマンほど観光客で混雑していないので、ゆっくりと見学でき、静かな時間を過ごせる。
午前/午後のみの観光、一日の観光、ガイドの有無、他の観光地とセットのコンビツアーなど種類多数
★オプショナルツアーで、トリアノンまで見学したい人は、一日のツアーを選んでください(内容を確認のこと!)。半日のツアーには、離宮は含まれていないことがほとんどです。
グラン・トリアノン 入口 |
「Salon de Glaces」鏡の間 ここにも鏡装飾の部屋が! 大きなフランス式窓と鏡が特徴の明るい部屋。 室内の装飾デザインを手がけたのは、マリー・アントワネット。 ナポレオン時代には閣議の際に使用された。 |
「Chambre de l'Impératrice」皇后の部屋 ナポレオンの妻「マリー・ルイーズ」の寝室。 ルイ14世時代には、王の寝室だった。 |
「Salon de la Chapelle」チャペルの間 |
「Antichambre des Seigneurs」控えの間 |
「Salon Rond」円形サロン |
「Salon de famille de l'Empereur」皇帝一家の間 |
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「Salon de famille du roi Louis-Philippe」ルイ・フィリップ王一家の間 |
「Salon de Malachites」マラカイトの間 |
この緑の石がマラカイト(和名は「孔雀石」)。 こんな大きなマラカイト、初めて見た! |
「Galerie des Cotelle」 |
ルイ14世の発案で作られたという回廊。マンサール(ルイ14世の主席建築家)の設計による、バラ色の大理石で出来た列柱が美しい。通称「大理石のトリアノン」とも言われる。
床の模様にも目を奪われる。特徴的なこの回廊は、ガイドブックでもよく写真を見かける。
宮殿(グラン・アパルトマン)は、いつも大混雑しているが、グラン・トリアノンまで来ると、それほどの
混雑はない。
人の流れが止むのをしばらく待って、観光客の入らない写真を撮影!
庭に降りて、回廊の方を見て撮った写真。 |
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