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シャルトル行きの切符を買ってみた。モンパルナス駅の自動券売機で!




このページでは、パリ(モンパルナス駅)からシャルトルへ行った際に、モンパルナス駅の自動券売機で切符を買った時の流れをご紹介します。外国の自動券売機は、敬遠していまいがちですが、チャレンジしてみると実はそれほど難しくはありません。

掲載しているのは、「パリ・モンパルナス駅とシャルトル間の、当日の、往復の切符を、一人分、クレジットカードで購入したとき」の画面です。

この例にぴったり当てはまるケースは少ないかもしれません。また、画面のレイアウト等が変更になることもあると思いますが、おおまかな流れをつかむ上での参考にしてください。シャルトル以外の場所に行く場合にも、参考にしていただけると思います。

「シャルトル」は、パリから1時間程のところにある街。「シャルトル・ブルー」と呼ばれる美しいステンドグラスで有名な大聖堂があります。街並みも可愛らしくて、パリとはひと味もふた味も違う雰囲気を楽しめます。行き方も比較的易しく、パリからの遠足におすすめです。


シャルトルへの行き方

パリ・Montparnasse(モンパルナス)駅より普通列車で約1時間  Chartres(シャルトル)駅下車。

列車行き先:Chartres(シャルトル)、 Nantes(ナント)、 Le Mans(ル マン)、 Rennes(レンヌ)、 Brest(ブレスト)行き。
列車本数は一日30本前後(季節により変動あり)
パリ・モンパルナス駅周辺のグーグルマップ



モンパルナス駅(Gare Montparnasse)券売機利用の流れ

おおまかな流れは以下のようになります。


・行き先指定 → ・片道 or 往復指定 → ・行きと帰りの時間 → ・一等 or 二等 → ・人数(大人○人、子供○人) → ・各種会員割引指定(会員の場合) →・クレジットカードで支払い

モンパルナス駅の場合は、券売機がたくさんあって、自分の後ろに人が並んで待っているというような状況には多分ならないので、プレッシャーを感じることなく操作できると思います。

<念のため注意>モンパルナス駅は国鉄の駅、メトロのモンパルナス・ビアンヴニュ駅/Montparnasse - Bienvenüeとは別です。


券売機利用のポイント

check券売機での支払いはクレジットカードのみ。現金挿入口はありません。支払い時にカードの暗証番号を要求されるので、確認しておきましょう。

checkフランス語が苦手なら、まず最初に英語に切り替える画面を見つけましょう(日本語画面はなし)。英語も苦手という人も、画面上に出てくる項目を選ぶだけなので、頑張れば大丈夫。あまり難しく考えずチャレンジ!!


check券売機で指定する項目は多数ありますが、問題なくいけば、購入まで5分もかかりません。スムーズに進めるために、あらかじめ行き帰りの時間帯をおおまかでも決めておくこと。行き先のフランス語のスペルも確認しておきましょう。
簡単とは言っても、初めての場合は、出発時間までに余裕を持って、落ち着いて取り組みましょう。

check「買ってあげる詐欺」に注意。なかなか買えずにやり直していると、声をかけてくる人がいるかもしれません。中には本当に親切心から、助けようとしてくれる人もいるので、一概には言えませんが、たいていはお断りした方が良いと思います。 きっぱりとした態度で拒絶しましょう。


切符購入後、ホームへ入ったら

check切符を入手したら、いよいよホームへ進みます。
日本のシステムと違って、行き先に関わらず列車のホームは、その都度変わります。何番線からの出発になるかは、毎回掲示板で確認します。出発の15分くらい前になるまで、何番ホームから出発するのか分かりません。そのため、出発を控えた人々が掲示板を見上げて、ホームの番号が表示されるのを待つ光景が見られます。

check改札口がないのも、日本と違う点です。ホームに設置された機械を使って自分で切符に刻印します。刻印を忘れないようにしてください。刻印がないと罰せられます。




日本であらかじめ、シャルトル行きの切符を買っていきたい場合

現地での購入が心配な人は、日本で用意して行くことも可能です。

鉄道の切符だけでも、旅行会社で手配してくれます(手数料はかかりますが)。
自力で手配するなら、SNCFのサイトで購入することもできます。> SCNF.com (注意:音が出ます/フランス語または英語選択)

SNCFの公式HPには日本語ページがないので、鉄道の切符全般を扱う専門のサイトで購入するのもおすすめの方法です。(例えば、レイルヨーロッパジャパンなど。)

「レイルヨーロッパジャパン」は、SNCFだけでなくヨーロッパの鉄道全般を扱っています。シャルトル行きに限らず、個人でヨーロッパ旅行に出る人は、知っていると役立つサイトです。リアルタイムで空席の検索もできますし、48時間は保留にすることもできます。支払いは円で行えます。


体験レポ その1「モンパルナス駅の券売機で切符を買ってホームへ行くまで」


モンパルナス駅外観シャルトルへの出発は、ここ「モンパルナス駅」から。 大きな駅です。 日本の駅に例えると、私のイメージでは「新宿駅」が近いかな。

自動券売機駅構内の様子。スタッフのいる窓口もありますが、今回は自動券売機を使います。たくさん並んだこの黄色いマシーンが券売機です。
自動券売機最初の画面。「Bienvenue/ようこそ」
フランス語です。 まずは、英語の画面に切り替えましょう。右上に5つある国旗マークのイギリスの旗(一番左)にタッチします。
自動券売機英語になりました。「Welcome」
自動券売機上の画面の右側の拡大です。
当日に乗るので、一番上の 「Immediate deparure/すぐに出発」をタッチします。 すぐ出発しない場合は、次の「Later departures」ですね。

自動券売機 「Choose a destination」行き先を選択する画面になります。
ナントとか、ボルドーとか、レンヌとか、主な行き先が出ています。
シャルトルは候補の中に無いので、右下のボタン 「Other destinations」にタッチします。

自動券売機目的地(上の画面)で「その他の目的地」を選んだので、行き先入力画面になりました。シャルトルをアルファベットで入力します。

自動券売機「C」「H」「A」・・と途中まで入力したら、右側に「CHARTRES(LOCAL)」と候補が出てきたので、 そこ(黄色い部分)をタッチ。

自動券売機 出発時刻の選択画面になります。パリ(モンパルナス駅)を何時何分に 出発して、 シャルトルに何時何分に着くかが表示されています。現在時刻と近い候補から順に挙がっています。ここでは一番上の候補を選択。

列車は「TER」です。 列車の区分について細かいことを言えば、実は少々複雑なのですが、とりあえずは「TER」は 日本で言う いわゆる「在来線」と考えて良いと思います。

自動券売機 帰りの日を指定する画面になります。当日帰ってくるので、カレンダーの今日のところにタッチ。

自動券売機帰りの日付を指定すると(ここでは当日・3日)、色が変わり、 右側に帰りの候補になる時間帯が表示されます。
3:00PMを選択。

自動券売機 一等か二等かを選択します。ここでは二等を選択。
画面の上の方には、行きの日付と時刻、帰りの日付と時刻が表示されています。

自動券売機 人数を入力します。大人、子供、赤ちゃんをそれぞれ入力。
大人1人なので、一番左「ADULTS」の「1」にタッチ。

自動券売機 割引条件の選択画面。
私が割引してもらえる条件は無いので、 左上の「TARIF NORMAL/通常料金」を選択。

*「TARIF NORMAL」は、フランス語では「PLEIN TARIF」。個人で動く人は、何かと遭遇する単語なので覚えておきましょう。


自動券売機 ここも上の画面と似ています。何かの会員だったら特典があるようです。
「 あなたは以下プログラムのメンバーですか?」
「NO」を選択。


購入まであと少しですが、長くなったので続きは次のページに移ります。
カードでの支払い、切符の見方、電光掲示板の見方、ホームへ行くまで。

続きはこちらから→ モンパルナス駅の券売機で切符を買ってホームへ行くまで その2






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