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1月1日のパリ・後編(午後 教会コンサート)

ある年の1月1日の日記(朝イチからランチ)の続きです。


午後は、シャンゼリゼ大通りへ移動〜教会コンサート

夜は、中華街で夕飯という、お正月といえども普通の一日でした。

*関連する記事: 12月31日(大晦日)の日記はこちらです。

1月1日の午後 シャンゼリゼ大通りへ

シャンゼリゼ大通りランチの後は、シャンゼリゼ大通りへ移動。

相変わらずの曇り空。
辛うじて、雨は降っていないものの、凱旋門も霞んでいる。

いくつかチェックしたいお店があって、シャンゼリゼ界隈をしばらく歩く。閉まっているお店もあり、開いているお店もあり。

 

チーズケーキ

2:30頃。寒いのと、トイレに行きたいのとで、カフェ休憩。 夕方からコンサートに行くので、軽く腹ごしらえもしておかないと。なんだかこの日記、食べてばっかりだな。

チーズケーキを注文。ひとつはレアで、ひとつは表面が軽く焼いてあった。ずっとコーヒーが続いていたので、紅茶を注文。 しかしカフェの紅茶は、たいていティーバックでお味はいまひとつ。カフェではやっぱりコーヒーがおすすめ。美味しい紅茶が飲みたい人は、サロン・ド・テへ行った方がよい。

 

回転寿司屋 ちなみに、ここのカフェの前は回転寿司屋さんだった。

その名も「Kaïten」。漢字表記「回転」もあった。

賑わっていた。

 

シャンゼリゼ界隈のカフェは、観光客向けでもあるせいか、メニューも英語表記のものが多いし、トイレも平均してキレイだし、利用しやすいと思う。

 

1月1日:午後(教会コンサート)

コンサートビラ1日の午後、私が向かったのは、教会で行われるコンサート。日本で事前に調べて行ったわけではなく、パリ到着後に、街のビラを見て適当なものを探した。

写真のように、街の空き店舗の壁や塀などの、ちょっとしたスペースに、コンサートの告知ビラが貼られている。

 コンサートビラ私が行くことにしたのは、このゴスペルのコンサート。
「1月1日 16:00〜 アメリカン カテドラルにて」

1月1日実施で、あまり時間が遅くならないものということで、これを選択。

(左上の黄色い枠内:日付 1er JANV  時間 à 16:00)


アメリカン カテドラルは、シャンゼリゼ大通りから近いところにある教会。場所的も分かりやすい。


20:00スタートなどの場合が多いので、そういうコンサートに行く人は、帰りのこともよく考えよう。


 

コンサートビラ上のゴスペルと、迷ったのがこれ。ショパン、ベートーベン。

同じく1月1日。時間が17:00〜。内容的にはこっちの方がいいような気がした。月光とかノクターンとか、聞きたいし。

しかし、教会の場所がいまいちよく分からなかったことと、開始が1時間遅いことで、こちらは結局パスした。それでも、1日はスタートが早めになっているようだと思った。普段は、4時とか5時の開始って少ないと思う。

 

場所に関しては、最近は、スマホを持って旅行している人が多いと思うので、グーグルマップの検索窓に教会名を入力すれば、すぐ分かると思う。
スマホがない場合は、通りの名前から地図で探す。

価格もビラのどこかに書いてある。「30ユーロ、20ユーロ、10ユーロ」の3パターンが多いようだ(席に寄って変わる)。

 

アメリカンカテドラルスタートは4時からだが、チケットを持っていないので、早めに行く。3時過ぎに教会前に着いた。すでに20人くらい並んでいた。

開始の30分前くらいに中から係員が出て来て、「チケット持っている人はこっち、持ってない人はこっちに分かれてください!」と列を分ける。私は持っていない方の列へ。

事前にチケットを用意したい場合は、たぶん、FNAC(プレイガイド)などで買えると思う(*未確認)。

 

アメリカンカテドラル

開始10分前くらいから入場開始。チケットを持っていない人は、窓口でチケットを買って中に入る。30、20、10ユーロから選択。高い順に真ん中あたりの席、両側の席、端っこの席となる。
せっかく来たので、30ユーロを購入。


入場口で30ユーロのチケットを見せると、「はい、じゃあ、あの辺の席に座って〜」と言われ、真ん中の列へ向かう。当日券だったが、早めに並んだので前の方の席に座れた。

このあと、聖歌隊が出て来て約2時間のコンサート。

コンサート中は撮影出来なかったので、写真なし。

 

アメリカンカテドラルコンサート終了後。

普段、礼拝に使う木の長イスが客席になり、前方の祭壇付近がステージになる。天井の高い建物の造りのせいか、思っていたより音響が良かった。

開始までに席はほとんど埋まって、パイプイスの補助席も使われていた。

 

教会コンサート終了後外に出ると、すでに真っ暗。

時間的にはまだ18:30くらい。

雨が降っていたみたいで、路面が濡れていた。

 

1月1日:夜 中華街で夕食

13区中華街

この時、滞在していたのは13区。

中華街があることで知られるエリア。

中華街は、1月1日でも営業してると聞いたことがあったので、この日の夜は、帰りがてら中華街へ。

 

13区の中華街は、規模が大きく、食材も揃うことで知られている。だが、横浜中華街のような豪華壮麗な一大観光スポットのようなイメージではなく、あくまでもアジア系の人々が多く住むエリア、と思った方がいいかも。

 

中華街 夕飯の前に、おみやげやさんを覗いてみる。

西洋美術の彫刻に混じって、七福神やら、見ザル言わザル聞かザルやら、招きネコやら、いろいろ。

日本のアニメキャラもたくさんあった。

 
中華料理店

中華料理というより、アジア系全般を扱うお店。

中国、韓国、ベトナム料理など。

ここなら、何かしら馴染みのあるものが食べられそう。

ずっとパン食が続いていたので、テンションがあがる。

 


 

 

ベトナムフォーあたたかいものが食べたくて、フォー(ベトナムの麺類)を選択。

牛肉のかたまりがゴロゴロ入っていた。
香草もたっぷり。

牛肉があまりにも肉々しくて、ちょっと苦手だった。
でも、お肉の出汁が効いてる感じで、スープは美味しかった。

 

デザートあずきとココナッツミルクのデザート。

「小豆」に惹かれてつい注文したら、 こんな、かき氷のようなものが出て来た。
お店は暖かいから大丈夫なんだけど。

せっかくフォーであたたまったのに……。

まぁ美味しかったから良し!

*関連する記事:パリで中華料理を食べる

 

中華街外に出ると、氷点下の寒さ。
ここからは徒歩で帰れる。小雨がぱらつくなか、アパルトマンへ急ぐ。


こうして、1月1日の夜が更けていった。



(1月1日のパリ:おわり)

 


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