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パリの朝ごはん Petit - Déjeuner
パリで食べられている朝食とはどんなものでしょうか。
パリ行きのツアーで、朝食付きの宿泊プランに参加した場合に、ホテルで出される朝食の内容は、クロワッサンかバゲット(あるいは両方)、ジャムとバター、あたたかい飲み物(エスプレッソやカフェオレやカプチーノやココアなどから選択)、オレンジジュース、という組み合わせが一般的です。
「アメリカンブレックファースト」という場合なら、さらに、ハムやソーセージ、卵料理、ヨーグルト、フルーツポンチなどが用意されています。
ガイドブックを見ていると、「ホテルの朝食に飽きたら、カフェに出かけて食べてみよう!」などと書いてあるのを見かけます。ホテルで食べてもカフェで食べても、内容的にはそれほど変わらない可能性がありますが、
外に出ることで、ホテル内とは違った気分は味わえると思います。
午前中に街へ出て、カフェの店頭にある看板のメニュ―を見ると、日本の「モーニングセット」に相当するようなセットメニューが用意されています。滞在が数日あるなら、外に出てみるのも良いかもしれません。
*関連する記事:ラデュレのパンペルデュ(食べ物日記) ラデュレのフレンチトーストなどはおすすめです。
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ミシュラン星付きから個性派レストランまで。予算に合わせて選択。日本語メニューもあり安心です。
ホテルでの朝食
あるホテルの朝食ルームです。
ツアーで利用したスタンダードタイプのホテルです。セルフ式で、空いている席に自由に座りました。
パンもジャムもチーズも、好きなだけとって好きなだけ食べる形式で、ジュースはオレンジとグレープフルーツがありました。牛乳はそのまま飲んでも良し。シリアルにかけたり、コーヒーに入れたりも出来ます。
朝食を食べに行くと、係の人が何か質問してくると思います。おそらくその場合、係の人はあなたの部屋番号を尋ねています。何号室の宿泊客が食べに来たのかチェックしています。ルームキーなど、ナンバーが書いてあるものがあれば、それを見せればOKです。カードキーなどで見せられるようなものがなかったら、自分の部屋番号を言えるようにしておきましょう。フランス語で言えればベストですが、英語で「スリー、ゼロ、セブン(307)」などでも大丈夫です。
このホテルでは、コーヒーサーバーなども設置してあって、飲み物も自分で用意しましたが、飲み物を運んで来てくれる場合には、「飲み物を何にするか」も聞かれると思います。
「Un café, s'il vous plaît.」コーヒーをお願いします。
(Un thé/アン テ 紅茶)( Un chocolat/アン ショコラ:ココア)
(Un café créme/アン カフェクレム:カフェオレ)
カフェの朝食メニュー
あるカフェの朝食用のメニュー表です。内容も価格も、市内のカフェでよく見かける、ごく一般的な内容です。このお店のメニューには、英語の併記もありました。
「フランス式朝食 8.9ユーロ」
・Jus d'orange
・Café, The, Chocolat ou Café au lait
・Pain et Croissant
・Confiture et Beurre
・オレンジジュース
・コーヒー、紅茶、ココア または
カフェオレ
・パンとクロワッサン
・ジャムとバター
まずはオレンジジュースがあって、他にホットドリンクがつきます。
3つ目にある「パンとクロワッサン」というのが、日本人の感覚からすると「?」ですね。
クロワッサンもパンじゃないのか?という疑問が……。
ここでいう「パン」は、縦にカットしたバゲットで、バターとジャムをたっぷり塗っていただく「タルティーヌ」を指しています。
午前中だったせいか、机の上には通常メニューの他に、この朝食用のメニューが立ててありました。
別のカフェの朝食セットです。
上記のメニュー表のお店とは別のカフェなのですが、まったく同じ内容ですね。
クロワッサンとタルティーヌ、ホットドリンクとオレンジジュースです。
美術館のオープン時間を待って、時間調整のために、近くにあったカフェに入りました。
カフェオレを注文したところ、お店のお兄さんに「クロワッサンも一緒に召し上がりますか?」と丁寧に尋ねられ、しっかり朝食を食べて出てきたにも関わらず、つい「お願いします」と頼んでしまったところ。
ファーストフード店の朝食セット
カフェよりも、さらに手軽で、価格も安いのがファーストフード店です。
午前中だけのメニューの看板が、通りに出ています。
このお店では、3つの朝食セットがあります。
写真を拡大してみます。
一番上のセット「Petit Dejéuner Express」
あえて訳せば「スピード朝ごはん」。
エスプレッソと、クロワッサン または パン・オ・ショコラ
1.8ユーロ。
2番目のセット「Bonjour」
おはようセット。2.75ユーロ
あたたかい飲み物と、ヴィエノワズリー か タルティーヌ2切。
「Viennoiserie/ヴィエノワズリー」は「ウィーン風の」意味です。バターや砂糖を使った甘くて柔らかいパンで、日本の菓子パンのような感じです。
「Tartine/タルティーヌ」は、上のカフェの項目でも出てきましたが、縦にカットしたバゲットにバターとジャムを塗ったものです。
「タルティーヌ」は、パンにチーズやハムや野菜などが乗っているオープンサンド系のものを指すこともありますが、朝食セットでタルティーヌと言ったら、ジャム&バターつきバゲットのことが多いです。
一番下、3つ目のセット「Matin Tonique」元気な朝セット。3.9ユーロ
おはようセットに、さらにオレンジジュースがついて、3.9ユーロです。
朝は、オレンジジュースを飲むもの、みたいです。
この日私が注文したのは、一番上のセット、スピード朝ごはん「クロワッサンとエスプレッソコーヒー」です。
この写真で見ると、ちょっと寂しいですね。
1.8ユーロですから…ね。
昼も夜もたくさん食べるので、朝はこれくらいにしておかないと。
例えるなら、おにぎり&緑茶みたいな組み合わせです。
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