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パリの気温

パリの平均の気温と東京の気温の比較表です。服装の目安にしてください。


パリの気温表
 【出典】 Wikipedia(パリ) 気象庁ホームページ 
      パリ:1971年〜2000年の平均/ 単位 ℃  東京:1981年〜2010年の平均/単位 ℃  

  日本気象協会 tenki.jp パリ/オルリー空港の天気一週間

  地球の歩き方 パリの天気&服装ナビ(週間天気予報と最高気温・最高気温に適する服装のアドバイス)


パリの気候

フランスは日本よりも北に位置します。北海道札幌市の緯度43度よりもさらに北(緯度48.5度)です。

上記の気温の表を見ると、パリの方が、全般に気温が低めではあるものの、大差はないように感じるかもしれません。しかし、体感的には、常に東京より寒い感じです。乾燥しているせいもあると思います。


四季の変化は、おおよそ東京と似ていますが、パリの夏は短く、冬は長いです。日本の梅雨のような雨期はありません。

地形の影響により、天気は変わりやすく、一日の中で変化します。夏には、通り雨があります。秋、冬は、どんよりとした曇りがちの日が多いです。年間通して、雨具は持ち歩いた方が良いでしょう。

冬の朝日照時間の差も大きく、夏至の日没は21:45ころ。
冬至の日没は17:00ころです。

写真は、ある年の1月3日の午前8時ごろの外の様子です。
まだ夜明け前の暗さです。

パリに行くときの服装

晴れた日のパリ春が実感できるのは、4月中旬頃から。4月、5月は、寒い日も多く、まだセーターやジャケットが必要です。

6月は、梅雨もなく、日は長く、最高のシーズン。暑くなく、寒くなくといったところ。といっても、よほどの暑がりの人でないかぎり、半袖1枚などでは過ごせません。羽織るものを持って行ってください。

7月、8月には最高気温が30度を越えることもありますが、寒暖の差が大きく、朝晩は冷えることもあります。昼間の暑さもさらっとした感じです。
関東以南に住む人が、夏の北海道旅行に行くことをイメージしてください。長袖のカーディガンを持って行きますよね。夏のパリに行く人もそんなイメージで。


曇りの日のパリ9月になると、はやくも秋の気配。9月後半には、保温性のあるアウターが必要です。それでも10月ころまでは、外を歩くのも苦にならない気候ですが、11月に入ると、しっかりとした防寒対策が必要になります。
日は短くなり、曇りがちの天気に。
街全体がグレーっぽくなっていきます。


12月以降は底冷えの寒さ。出来る限りの防寒対策を行ってください。暖かくて、かさばらない、機能性のインナーは、旅行に重宝します。1月、2月は、大寒波の襲来による大雪で空港閉鎖、などのニュースも入ってくるので、この時期に旅行に行く人は、マメに海外ニュースをチェックしましょう。

日本の北国と同様、宿泊施設など屋内の防寒対策は万全ですが、観光で外を歩く際に、石畳の街並の寒さが身に染みます。

3月は、日も延びて来て、日差しも明るくなってきます。それまで、日照時間の短い長い冬を過ごしてきたパリの人々にとっては、テンションが上がっていく時期のようですが、実際はまだまだ寒く、日本人的には冬だと思ったほうがいいです。


参考記事 パリひとり旅日記_パリに持って行く服 (*長文です)



季節別 パリにいる観光客のファッションチェック


夏の写真 <ある年の8月5日>
美術館の中の観光客です。
半そで、ノースリーブ、長袖の人、まちまちです。

よく見ると、ノースーブの人は、羽織るものを手に持ったり腰に巻いたりしています。

10月10日のパリ<ある年の10月10日>
リヨン駅の構内を歩く観光客です。
長袖のシャツに薄手のジャケットやコートを羽織る人がほとんど。
皆さん、2〜3枚、重ね着しています。

冬のパリ<ある年の12月30日>
シャンゼリゼ大通りの売店 前で。
帽子、コート、ジーパン、ブーツ。
こんな感じが定番です。

この白いコートの彼女は、観光客ではなく地元の女性のような気がします。



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