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パリのスィーツ

カフェで食事をしていると、食べ終わる頃にお店の人が「デザートはどうしますか?」と聞きに来ることがあります。 「クレームブリュレ、フルーツタルト、チョコレートムースなどがありますけど、どれにしましょう?」

食べるか食べないかではなく、食べることを前提に何を食べるか尋ねられることも多いです。
おいしそうなメニューを聞くと、お腹いっぱいなのに、つい追加注文してしまいます。


パリのカフェにあるデザートで、定番と言えば「crème brulée/クレームブリュレ」、「mousse au chocolat/ムース オ ショコラ」(チョコレートムース)など。
「tarte/タルト」もよく見かけます。アップル、ベリー、シトロン、など タルトの種類はとても豊富です。


そして、どこのお店で何を頼んでも、たいていとても大きく、とても甘いです。



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スィーツいろいろ

クレームブリュレ

「クレームブリュレ/Crème brulée」

どこで食べても美味しいと思うデザートのひとつ。パリにいる間、しょっちゅう食べています。映画「アメリ」で、主人公が表面のパリパリを割るのが好きだと言っていた、あの食べ物です。

タルトやアップルパイなどの「粉もの」よりも口当たりが軽く、比較的楽に食べられます。お腹いっぱいだけど何かデザートを頼もうか、というときには良いかもしれません。

レオン・ド・ブリュッセルにて。



クレームブリュレもうひとつ、クレームブリュレ。
こちらは、ピスタチオ風味のクレームブリュレです。

食べかけの写真ですみません!
パリパリの下に隠れているクリームがピスタチオカラーだったので、それを写したかったのです。お味は、後味がほんのりピスタチオでした。

チュイルリー公園内のオープンカフェにて。



チョコレートムース

「チョコレートムース/Mousse au chocolat」

これもデザートの定番です。
ムースなので、クレームブリュレ同様に口当たりは軽めですが、しっかりとした甘さがあり、濃厚です。
フランス人に「甘さ控えめ」という概念はないように思います。

カフェ・コンヴァンションにて。



ワッフル

「ワッフル/goufres」

フランス語では「ゴーフル」といいますが、日本でいう「ワッフル」です。
チョコレートをかけたり、ホイップクリームやアイスクリームをとトッピングしたりします。写真は、粉糖をかけただけの、最もシンプルな食べ方です。

ワッフルそのものは、ふんわりさくさくと軽め。 見た目が大きい割に、あっけなく食べ切ってしまいました。

レオン・ド・ブリュッセルにて。



フルーツのタルト

「フルーツのタルト/Tarte aux fruits」

リンゴや洋梨がたっぷり入っています。雨宿りがてら 立ち寄ったカフェで、温かいカフェオレと一緒にいただきました。とても癒されました。

おやつというより軽食と言った方が良いくらいのボリューム。時間帯を考えないと、夕飯に影響しますね。

グランパレ付近のカフェにて。



リンゴのタルト

「リンゴのタルト/Tarte aux pommes」

スライスしたリンゴがぎっしり。タルト生地のサクサク感がたまりません!

このような甘いものには、濃いエスプレッソがとても良く合います。

アンヴァリッド内に併設のセルフ式のカフェにて。



ミラベルのタルト

「ミラベルのタルト/Tarte au mirabelles」

「ミラベル」はあんずなどの仲間で、甘酸っぱい系の果物。

ずっしりした感じのタルトで、ミラベルがたっぷり。ミラベルは、イメージとしてはダークチェリーを連想してもらうと近いかな?

クリームとも大変相性が良かったです。だからって こんなに大量に絞らなくても……。でもすごく美味しかった!また食べたいです。
マドレーヌ寺院近くのカフェにて。


*関連する記事:パリひとり旅日記「ミラベルのタルト」




シトロンのタルト

「シトロンのタルト/Tarte au citrons」

こちらも甘酸っぱい系。さわやかなレモンの酸味とクリームの甘さがくせになります。
日本でも最近は タルトの専門店が増えましたが、シトロン(あるいはレモン)のタルトって、あまり見かけない気がします。

この酸っぱくて甘い感じが、とても良いのです。
酸味+甘味の組み合わせが苦手でない方は、パリに行ったら ぜひ食べてみてください。

ジャックマール・アンドレ美術館内のサロン・ド・テにて。



ババ

「ババ/baba」

「bavarois/ババロア」とは違います。
サバランのラム酒シロップ漬けです。
大人のデザートです。お酒が飲めない人は、頼まない方がいいかもしれません。生地がほろほろ崩れるくらいにシロップが染みています。
クリームと一緒に食べると、美味しい!

マコト・アオキ(日本人シェフのお店です)にて。




タルトタタン

「タルトタタン/Tarte Tatin」

あたたかいリンゴのタルトです。これもあまり日本ではみかけないと思うので、ぜひパリで見つけたら、試していただきたいメニューです。

ホテル「タタン」を経営していたタタン姉妹の失敗作から生まれたお菓子と言われています。

キャラメリゼして、柔らかくなった甘酸っぱいリンゴが クセになる美味しさです。
アップルパイとも違うし、普通のタルトとも違う感じです。

お好みでクリームを添えていただきます。

ポンヌフそばのカフェにて。



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