HOME > パリの美術館 トップ > ギメ美術館
スポンサードリンク
ギメ美術館 Musée National des Arts Asiatiques - Guimet
「ギメ美術館」は、エミール・ギメ(1836年リヨン生まれ)のコレクションを展示した美術館です。エミール・ギメは、実業家で美術品の鑑定・収集家としても知られている人物です。
中央アジア、東南アジアなどオリエントの美術品が豊富にあり、なかでも、カンボジアのクメール美術のコレクションでは、ヨーロッパで最も充実している美術館として名を馳せています。
パリにいるのに、わざわざアジアの美術を見なくても……という思いから、なかなか足が向かなかったのですが、知人から強く勧められ、行ってみることにしました。
日本で暮らしていても、普段から日本の美術品に多く接する人ばかりではないと思います。
ましてアジア全域の美術品となると、一度に鑑賞できる機会はそう滅多にはないでしょう。事前に展示数が多いと聞いてはいましたが、予想を上回るボリュームで、 ヨーロッパ屈指と言われるのも頷けました。
中国、韓国、日本のコーナーは隣接しています。
見ていると「ここは中国っぽいな。」とか「あ、ここからは韓国だ!」と、感覚的に分かります。
パリで、般若の面や、毘沙門天像や、水戸黄門様が持っていたような印籠を目にするのは、とても不思議な気分でした。日本語での名称や解説も書かれていて楽しめます。
それらの解説を見ながら、私は日本の美術について、知らないことが本当に多いということを改めて自覚してしました。
例えば、能面をこんな風にまとめて見たのは、人生で初めてです。どのお面がなんという名前なのかすら、知りませんでした。
行ってみて本当に良かった! と思った美術館です。
最寄り駅 メトロ9号線 Iéna ギメ美術館周辺のグーグルマップ
開館時間 10:00 〜 18:00 / 火曜日 一部の祝日
サイト http://www.guimet.fr
ギメ美術館館内の様子
▲パリの美術館 トップへ / ▲絵のはなし トップへ
おすすめの記事
・パリからのショートトリップ「オヴェール・シュル・オワーズ ゴッホの住んだ街」
・パリ旅行の準備をしよう「パリ行き航空券の手配」
・パリの美術館「ルーヴル美術館のおすすめ作品」
・ 姉妹サイト「パリのメトロ乗り方ガイド」乗り換えの方法
スポンサードリンク
▲このページの上部に戻る