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オルセー美術館とは

オルセー美術館外観セーヌ川沿い、大きな時計のある美しい建物が「オルセー美術館」です。

美術館になる以前は、オルレアン鉄道の終着駅でした。1900年のパリ万博に合わせて誕生したオルセー駅は、当時の流行と新しい技術をふんだんに取り入れたモダンな駅でした。


しかし「オルセー駅」は、運営上の理由から、わずか40年ほどで駅としての役目を終えることになります。その後、解体のプランが出たこともありましたが、約50年後にフランスの19世紀美術を展示する美術館として復活しました。現在は、パリの主要美術館としてすっかり定着していますが、美術館としての始まりは1986年、と比較的最近です。

 

近代に入ってから「駅」という実用的な目的を持って作られたという成り立ちのためか、館内を巡る際も、順路をとりやすく、現在位置を把握しやすい造りになっています。迷子になることも少なく、目当ての作品を探すこともそれほど困難ではないと思います。

と言っても、決して規模が小さいということではありません。特に、ルーヴル美術館を見学した後でにオルセー美術館に来ると、こじんまりとした美術館のように錯覚してしまうかもしれませんが、実際は広大な美術館です。

なお、2011年以降、館内の写真撮影は禁止となり、その後2015年3月から再び撮影可能になっています。 このサイトに掲載している館内や作品の写真は、おもに2008〜2009年に撮影したものです。






オルセー美術館の所蔵作品

オルセー美術館外観所蔵されている作品は、原則として2月革命(1848年)以降から、第一次世界大戦まで(1914年)のものです。「何々派」という言い方を用いるなら、主に「印象派」や「ポスト印象派」を中心に、「象徴派」、「ナビ派」などが多数あります。

これは、オルセーが美術館として出発する時点での方針(おもに針19世紀美術品を所蔵する)に基づいているもので、旧・印象派美術館(ジュ・ド・ポーム)の所蔵作品が移されたほか、ルーヴル美術館やプティパレからも、該当する時期の作品が移されました。

 

いくつかの例外はあるものの、1848年以前の作品はルーヴルに、1914年以降の作品はポンピドゥー・センター内の国立近代美術館に所蔵されています。つまり、ルーヴル → オルセー → ポンピドゥーセンターという順序で見学すると、おおよそ美術史の流れに沿って鑑賞できるということになります。

オルセー美術館には、ゴッホ、ルノワール、モネ、ルソーなど、日本人にとっても大変なじみ深い画家の作品が多数あります。どこかで見たことがあるような作品が次々に現れるので、親しみやすく感じる人も大勢いるでしょう。

印象派やポスト印象派の作品は、基本的に明るくて画面がきれい。宗教画や歴史画のように、背景を知らないと面白さ半減ということもなく、観てそのまま楽しめるものが多いです。もし、普段あまり美術に関心がないという人であれば、実はルーヴルよりも、オルセーの方が鑑賞しやすいと思います。

 

*関連する記事 オルセー美術館のおすすめ作品(マネ・モネ・ルノワール・ドガ)



オルセー美術館へのアクセス

オルセー美術館のRER駅出口最も近い駅は、RER・C線の「Gare du Musée d'Orsay/ミュゼ ドルセイ駅」です。改札を出て地上に出ると、そこがまさに美術館の目の前です(左写真)。

宿泊先がRER・C線の駅近くという人であれば、RERを利用してもいいかもしれません。しかし、一般的にRERはあまり治安が良くないとされているので、近いからといってわざわざRERを利用することはないかと思います。


メトロの最寄り駅は、12号線「Solférino/ソルフェリーノ」駅です。駅出口からは案内表示もありますし、順調に行けば6、7分程度で到着できると思います。
でも、勘だけで行くのは危険。地図は持って行ってくださいね。
オルセー美術館周辺のグーグルマップ



「オルセー美術館入り口前」










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