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噴水のある風景
パリでは、至る所で噴水を見かけます。
シンプルなものから、凝りに凝ったものまで。
しばし足を止めて、水の流れを追ってみると、歩き疲れた足の軽い痛みも忘れ、心が安らぎます。
日本で噴水といえば、水が上方向に噴出するものとして、そのリズムや形状を楽しむもの、という傾向が強いように思いますが、西欧では、さらにストーリー性を含む装飾が施されているものが多く見られます。単なる空間演出に留まらず、芸術的要素も強く出ています。
パリと、パリ郊外で見かけた噴水をご紹介します。
コンコルド広場の噴水 オベリスクの近くです。女性が抱えた魚の口から水が勢いよく上がっています。
広い公園なので、他にもたくさん池があります。
噴水の中央にある彫像は、カルポ―の作品「四大陸」です。「カルポー」はオペラ・ガルニエ正面の彫刻など、数々の作品を手がけた、当時の売れっ子彫刻家です。
オルセー美術館内にも同じ作品があります。オルセーにあるのがオリジナルで、噴水に使われているのが複製です。
カメさんの勢いが強過ぎて、馬が苦しそう。 |
カルポーの「四大陸」(オルセー美術館)。 |
サン=シュルピス教会 (Église Saint-Sulpice)前にある「4人の枢機卿の噴水」です。
教会も有名ですが(ダ・ヴィンチ・コードに出て来たので…)、この噴水も有名だと思います。
しばらく見ていたのですが、出ませんでした。
出ることもあるのかな?
顔が斜めを向いてるから、出ないのかもね。
パレ・ロワイヤルは、ルイ14世が幼少時を過ごした城です。現在はお店も入っていて、そぞろ歩きにも持ってこいのスポットです。
モダンな噴水が置かれています。
中には、池がいくつかあって、憩いの場になっています。
スフィンクスの口から水が流れ出ています。「口から水」は定番ですが、水の勢いが少々弱めで、ダラーと出ています。
この上にはオベリスクが立っています。
リズムよく高さが変わる噴水でした。
とても豪華で華やかな噴水です!
ヴェルサイユには、もともとは水源がなかったので、建設当時、セーヌ川から水を引きました。大掛かりな工事で、ヴェウサイユ宮殿の建物自体よりも、庭園の方が費用がかかっていると言われています。
勢い、強過ぎ……。
ヴェルサイユ宮殿の噴水は、季節・曜日によっては水が上がっていません。
基本的に、夏期の土日に実施です。
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