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リュクサンブール公園 Jardin du Luxembourg
パリでも、ハイソなエリアと言われる地区に広がる巨大公園。
「パリで最も美しい公園」と称されることも多い、都会のオアシスのような存在です。
日本の名所で例えるならば、「新宿御苑」とか「六義園」など、「公園」というより、どちらかといえば「庭園」のフランス版をイメージすると実際の様子に近いかもしれません。
広さは25ヘクタールと、かなり広いです。
マロニエの並木、大きな池、数々の彫像。辺りには季節の花が咲き乱れています。
園内には、カフェや小さな売店も点在しています。
ベンチには読書する人や、おしゃべりする人。
芝生の上には、寝転ぶ人。ジョギングをしている人も大勢見かけます。
17世紀にこの宮殿を造ったのは、アンリ4世の妻、王妃マリー・ド・メディシスです。
ルーヴル宮に馴染めなかった彼女は、故郷イタリアにあるような庭に囲まれた家を望んでいました。当時まわりに何もない田舎だったこの辺りの土地を整備し、イタリア様式の宮殿を建て、庭園を造りました。
幾何学的な模様を描くように整備されたフランス式庭園と、自然のままの状態を生かして木々を配したイギリス式庭園とが組み合わされる形となっていて、それがこの公園の特徴のひとつでもあります。
散策には、最適の場所。どの季節にもそれぞれの美しさがあります。
天気の良い日に、何もしないつもりで出かけるのがおすすめです。
リュクサンブール公園 Jardin du Luxembourg リュクサンブール公園周辺のグーグルマップ
最寄り駅 :メトロ4号・10号 Odeon / RER B線 Luxembourg
リュクサンブール公園 散策レポ
メトロ・オデオン駅方面から、メディシス通りにぶつかる入り口から入ると、宮殿の脇に出ます。
公園自体が広いので、入口も複数あります。
ひっそりとした雰囲気です。
でも実は、とても凝った造りをしています。
白い砂が眩しい。
公園の中をぐるぐる歩いていたら、
スニーカーのつま先が真っ白になってしまいました。
すでに秋の入口で、木々の葉が色づき始めています。
公園内のカフェでひと休みするのもいいし……、
降り注ぐ木漏れ日を浴びるのもいいですね。
サンドイッチでも食べながら、
ゆっくりおしゃべりして過ごすのもおすすめ。
ギリシャやローマの神々の像がいっぱい。
これらは、19世紀、ルイ・フィリップ時代から増え始め、 現在では60体を超えています。
歴代のお妃や、芸術家など、あらゆる分野から選出されています。
お気に入りの偉人を探すのも楽しそう。
広すぎて、向こうが見えません……。
迷子になります。
八角形の池。
まわりにはベンチがたくさんあって、
皆さん、気持ち良さそうに日光浴をしたり、
おしゃべりしたり。
パリ市民の憩いの場です。
各国の国旗がはためいています。
写真の奥に見えるのが宮殿です。
現在は、宮殿の一画が「リュクサンブール美術館/ Musee du Luxembourg」という企画展専門の美術館となっています。
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