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ルーヴル美術館の構造
もともとが中世の王宮で、増改築を繰り返したルーヴルは、広大な上に複雑です。
全体の構造を把握しておくと、見学しやすくなります。
〜ルーヴル美術館 館内略図〜
- ルーヴル美術館は、上から見ると横に長い「コ」の字型をしています。
- コの字は3つのブロック(翼/よく)に分けられています。
- 3つのブロックの中心にあり、アクセスポイントになるのが「ナポレオンホール」です。
- チケットはナポレオンホールで購入できます。
- 3つのブロック(翼)は、「リシュリュー翼」「シュリー翼」「ドゥノン翼」と名付けられています。
- 各ブロックとも、半地下から3階まで ( ドゥノン翼は2階まで)あります。
- 各ブロックごとに入口があり、チケットを見せて入場します。
- 内部ではつながっているので、それぞれの翼を行き来することができます。
- 入場したブロックの入口から一旦出て、別のブロック行って、新たにそこから入ることもできます。
その場合も、入口でチケットを見せます。 - 当日は再入場が可能です。例えば昼食を食べに外へ出たような場合も、同じチケットで再入場できます。
最初と同じように、観たいブロックの入口からチケットを見せて入ります。
「ナポレオンホール」
3つのブロックのアクセスポイントが、ナポレオンホールです。ガラスのピラミッドの真下に位置します。
総合案内所や入場券売り場があるスペース。館内マップもここで手に入ります。
ナポレオンホールから短いエスカレーターで上がると、各翼への入口があります。
RICHELIEU/リシュリュー翼
<主な展示作品>
14〜17世紀 フランス絵画
ドイツ・フランドル・オランダ・北方絵画
中世、ルネサンス・17,19世紀 美術工芸品
ナポレオン3世の居室
フランス彫刻
メソポタミア・古代イラン美術
イスラム美術SULLY/シュリー翼
<主な展示作品>
17〜19世紀 フランス絵画
17〜19世紀 素描・パステル画
17〜19世紀 美術工芸品
ギリシャ・エトルリア・ローマ美術
ファラオ治世下のエジプト美術
古代イラン・アラビア・レヴァント諸国美術
ルーヴルの歴史、中世のルーヴルDENON/ドゥノン翼
<主な展示作品>
イタリア・スペイン絵画
19世紀フランス絵画
アポロン・ギャラリー。王冠のダイヤモンド
イタリア・スペイン・北ヨーロッパ彫刻
ギリシャ・エトルリア・ローマ美術
ローマ支配下のエジプト美術・コプト美術
アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ美術
ルーヴル美術館で迷子にならないために
ルーヴルで迷子にならないコツは、自分が今、何翼の何階にいるのかを常に把握しておくことです。
言ってしまえば当たり前のようですが、方向感覚に自信のない人は要注意です。小さな階段を登ったり降りたり、似たような作りの展示室をぐるぐる回ったりしているうちに、現在位置が分からなくなります。
トイレを探してうろうろしているうちに、もとの場所に戻れなくなる例(←私)もあります。
余談ですが、ルーヴルに限らず、フランスの観光施設は、日本と比べ一般的にトイレが少ないです。そのうえ、やっと見つけたと思ったら、個室の数が少なくて長い列が出来ている、なんてこともよくあります。トイレは見かけた時に入っておくことをおすすめします。
もし迷子になってしまったら、ナポレオンホールに戻って、仕切り直しましょう。
「SORTIE/出口」の案内を探して進めば確実に出られます。ナポレオンホールまで戻るのが大変な場合もあるかもしれませんが、やみくもに彷徨うよりは結果的に早いと思います。
また、フランスでは日本と階の数え方が違うので注意しましょう。
日本でいう1階はフランスでは「地上階」です。日本の2階を1階として、以降2階3階、と数えます。
これも感覚が狂う原因のひとつかもしれません。
〜 階 の 数 え 方 〜
日本式 |
フランス式 |
3階 | 2階(2e étage) |
2階 | 1階(1er étage) |
1階 | 地上階(Rez-de-chaussée) |
半地階 | 半地階(Entresol) |
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執筆:内田ユミ
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