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パリのサラダ(Salade)

「サラダ」と言うと、日本では付け合わせのようなイメージがありますが、パリではかなりボリュームのあるものが出てきます。一緒にパン(バゲット)もついてきます。

ほとんどのカフェにニース風サラダやグリーンサラダなど何らかのサラダメニューがあります。
旅行中は、どうしても野菜が不足しがちになりますが、これで一気に解消です。


ニース風サラダ「ニース風サラダ」

真ん中がツナ。アンチョビとオリーブが乗っています。ツナの上に位置するのがインゲン、以下時計回りにお米、コーン、ビーツ、にんじんと何か(根菜系)のマヨネーズ和え、トマト、キュウリ、ゆで卵。全体の下には、レタスが敷いてあります。

この中で、日本で見かけないものといったら、ビーツでしょうか。手前の茶色っぽいものです。
お米が入っているサラダは、珍しいかもしれません。
シテ島のカフェにて。



ニース風サラダ続けてもうひとつ「ニース風サラダ」

このお店のニース風サラダは、全体が混ぜ合わさった状態で出てきました。パプリカやカリフラワーが入っています。野菜をモリモリ食べた〜という充実感を味わえます。
「ニース風」といった場合、アンチョビ、オリーヴ、ゆで卵が必ず入るようです。他に使われている食材も、比較的日本でも馴染みのあるものが多く、安心して注文できます。

メトロ トリニテ駅出口付近のカフェにて。11.5ユーロ。




チュイルリーサラダ 「チュイルリーサラダ」
チュイルリー公園内のカフェで注文したのでこのような名称です。

ハムとキュウリとトマトとマカロニのサラダ。
ピンク、黄緑、赤と、優しい彩りながら、食べるとけっこうなボリュームなのです。

オープンカフェで、気持ち良くいただきました。



ボッティチェリサラダ「ボッティチェリサラダ」
ジャックマール・アンドレ美術館内のサロン・ド・テで注文。14.5ユーロ

ジャックマール・アンドレ美術館というのは、個人の邸宅を美術館にしたところなんだけど、ここの奥様がボッティチェリ(ルネサンス時代の画家)が好きだったらしいので、こういうネーミングのサラダがあるのでしょう。

マカロニ、チキン、チーズ、ローストビーフなど、盛りだくさんのサラダでした。上の可愛らしいサラダと比べると、なんだかゴージャスでドラマチックな感じです。

ちなみにこのサロン・ド・テは、ジャックマール・アンドレ夫妻がダイニングとして使っていた部屋を改造したもので、豪華ですてきなお部屋です。
なぜか、お店のスタッフは女性ばかりです 。日本語のメニューがあるのも嬉しい点です。


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