テルトル広場

テルトル広場 Place du Tertre

サクレクール寺院を中心としたモンマルトルエリアの観光名所のひとつです。

サクレクール前の石段を登り切ったら、寺院を正面に見て左手に入ります。
緩い坂道に入ると、一瞬 人の波が途切れますが、またすぐに再び観光客でにぎわう通りに出ます。
道なりに進んでいくと、テルトル広場があります。テルトル広場周辺のグーグルマップ

昔、モンマルトルが村だったころには、このあたりが中心地で村役場がありました。

現在は、画家の集まる広場として知られていて、完成している風景画や静物画を売っている絵描きさんと、通りを行く人々の似顔絵を描く絵描きさんがいます。

広場を囲うように、周囲にはカフェやお土産やさんが並んでいます。

夏には、広場の真ん中にレストランが設置され、いっそう観光客で賑わいます。

一方、観光客をねらったスリやひったくりなどが多く、治安が良いとはいえない地域で、注意も必要です。

テルトル広場で似顔絵を描いてもらうには

広場には、大勢の絵描きさんが並んでいます。その中から、自分が描いてもらいたい絵描きさんを選びます。

一周まわって、見本として掲げられている絵を見てみましょう。皆それぞれ違うタッチで、個性があります。

画風の気に入った方を選ぶのが良いと思いますが、話しかけやすそうな絵描きさんを選ぶのも良いでしょう。

作品見本に東洋系の人物の絵を掲げている人や、日本語で呼び込みをしている人は、日本人を描き慣れている可能性が高く、おすすめです。

日本人をあまり描かない人にお願いすると、どうしても仕上がりが西洋人風になってしまうようです。

似顔絵描きの注意

広場内を歩いていると、日本語で話しかけてきて、勝手に絵を描き始める人がいます。後から料金を請求されますので、描いてもらう気がないのなら、完全に無視して早めに振り切るか、きっぱりと断りましょう。

最近は絵だけではなく、切り絵のようなもの(影絵)を作り始める人も多いです。

もし、本当に似顔絵を描いてもらいたいのなら、辺りをうろうろ歩いている人ではなく、広場内できちんと場所を確保している(許可制)絵描きさんに頼みましょう。

あらかじめ料金も確認し、最初に値段の交渉をします。

ちなみに私が最初に描いてもらった時、「40ユーロ」と言われましたが、「ちょっと高い……」と言ったら、30ユーロにしてくれました。粘ればもっと安くなったかもしれません。大人、子供、カップルなど それぞれ料金設定があるらしく、その方は、料金表のようなものをポケットに持っていました。絵描きさんによって多少価格は違います。

ただし、あまりにも値切りすぎると、相手のモチベーションが下がり、それなりの仕上がりになってしまうようです。
自分が払っても良いと思う金額で、なおかつ、気持ちよく描いてもらえそうなラインを見極めて交渉しましょう。
「一切、値引きはしない」という絵描きさんもいます。

また、おつりがなくてすむように、少額の紙幣(5、10、20ユーロ札)を用意していきましょう。
描いてもらっている間、気を取られている隙にバッグから金品を盗られるケースもあるそうです。
防犯にも注意してください。

もうひとつ注意(マナー)

イスに腰掛けて似顔絵を描いてもらっている私と、実際に描いている途中の絵を、通りがかった観光客が写真に撮って行くことがあります。

きっと、「似顔絵を描いてもらってる人がいたよ」とおみやげ話にしながら、私の顔と似顔絵を見比べたりするのでしょう。いきなり顔(と似顔絵)を写真に撮られ、ネタにされるのかと思うのは、あまり気分の良いものではありません。

私は何度か、この広場で似顔絵を描いてもらっています。
ヨーロッパ系の女性で、「撮らせてもらってもよいか」と私と絵描きさんの両方に断ってくれた人もいました。 それなら良いのですが、黙ってパシャ!と撮って、すぐさま逃げるように去って行った日本人の年配女性もいました。あの去り方は、おそらく自分でもマナー違反であるという自覚があったのでしょう。

ここを読んでいる方は、やらないでくださいね!

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